タイトルが思い浮かばなくなってきました。すごいぞやまだくん鴨川旅館編Vol.15

 

つづき

 

鴨川市の小湊にある鯛の裏遊覧船つーものに乗った。この小湊という地域は日蓮宗を開いた日蓮聖人の生誕地でありこの遊覧船発着所の近くにはそれにちなんで建てられた?誕生寺てのがある。


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伝説によると日蓮さんが生まれた時には鯛が海上で踊ってその誕生を祝ったらしい。どこまで本当なんだか。

まあでもここの鯛は他と比べて浅い海域に生息していて、なおかつ人間の与える餌を食うってのは珍しいことらしい。てな感じでここの地域の人にとって鯛は神聖な生き物。だからこの海域では例え鯛が釣れてもそのまま食っちゃうと祟られる、みたいな言い伝えがあるのでみんなリリースするとのこと。こういう祟りとか、昔あそこで人が死んだから近づかない方がいい、みたいなの田舎にくれば来るほど多い気がするな。

 


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まあそんな伝承なんかは置いといて、こうして海に出るのは気持ちが良いな。普段住む地上から離れ大海に乗り出すこの感じ。なんとも言えない。うん。最高。酔った。楽しいことは楽しかったが当分船には乗りたくない。そういや昔から乗り物に弱かったな。小学生時代野球部の練習試合で相手校のグラウンドまで移動する道中、松岡のおばさんの車の中で吐いたことを思い出した。

 


仕事では僕がやりたいと言ったのもあり、色々と物を切らせてもらえるようになった。今回はエリンギ。包丁握って物を切るというただ自分が好きなだけのことなのに、それでお金がもらえるのはありがたいことだ。

 


退勤後よしこを回収すると彼女は僕の部屋に来るなりすぐさまうんこを始めた。こいつもうここが自分の家だと思ってんのか?それは嬉しいがいきなりぷりぷりとクソされんのはやっぱちょっとだけムカつく。それはさておき土汚れが目立ったのでよしこを風呂に入れることにした。想定はしていたがまあまあ暴れるよしこ。まだ子猫で良かった。これが成猫だと爪で引っ掻かれた僕の腕が血まみれになりとてもよしこを洗うどころでは済まなそうだ。終わった後はドライヤーで乾かすんだがそこは全身毛の生物、想像以上に時間がかかる。30分近くやっただろうか。乾いた後は執拗なグルーミングを施し僕によってくる。抱き抱えて分かるがよしこはブルブルと小刻みに震えていた。よっぽどこわかったんだろうな。よしよし。綺麗になったから当分はあんなこわい思いしなくて大丈夫だぞ。

 

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風呂入れた直後。フワフワの毛で覆われていない猫、ガリガリでウケてしまった。かわいい。

 

 

つづく