ギアチェンジマスター風俗嬢

事の始まりは心斎橋のとあるバー。

大阪に遊びに行っていた僕が関西の友人と合流し向かったそのお店。入った感じは普通なんだけど実はここ、童貞やそれに準ずるやつなんかに有志でカンパしデリヘル30分4,000円の激安風俗に行かせるなんて恐ろしい文化がある。

 


事前にその情報は知っていたのである程度の予想はしていたが、入店時既に風俗未経験の1人が担ぎ込まれる流れになっており、セカンド童貞の僕も案の定巻き込まれた。

 


ホテル代1,000円で向かった先はなんと個室ビデオ店。少したじろいじゃったけど、逆にラブホテル未経験の僕にとっては慣れない場所で緊張するよりも好都合だった、逆にね。

 


少しすると女の子がやって来る。いや、正直女の子と呼べるビジュアルではない。

 


だっておそらく年齢は30半ば〜40才くらいのその子より、今年50何歳かになるウチのおかんのがまだかわいいのだ。

あれが女の子なら何だ?僕の好きな超絶可愛いアイドルは現人神かなんかか?うん?

 


まあいい。値段からするにその程度までは承知の上だ。

 


既に済ませてきたと言う彼女を残し1人シャワーに向かい上がった頃には僕のちんちんバロメーターは3割まで上昇していた。

相手が誰であれ行為自体に変わりはないのだ、と考えたら見た目があれでもその程度の反応はしてしまう僕。どんだけ性行為に飢えているんだ、15歳で童貞捨てた奴とは思えねえなおい。


シャワー上がりの彼女はいつの間にか脱いでおりトップレス。一目見た時から分かってはいたが、彼女はどう頑張ってもお尻の割れ目がパンツからはみ出てしまうタイプのデブだった。少し萎えかけたものの僕がベッドに寝転がると挽回するかのように即フェラが始まる。

 


目を閉じ相手の口内での感触だけに意識を集中させること7,8分。陰茎の針は5割を指し、角度は約90度まで勃ってきた。だがしかし元々フェラだけでイケない僕はここらが頭打ちだと感じ次はローションでの手コキをお願い。

 


「最初ダメな人もこれでみんなイクよ」

安心した。相手がどんなであれ風俗に来た以上射精はして帰りたいもの。

だがしかしその後が問題だった。

 


風俗嬢のは色々と荷物が入っているためある程度の大きさがあるカバンだが、彼女がそこからローションを探すのに苦戦してしまいなんと数分が経過。

ただでさえギリギリのところで硬度が保たれていたMy sonはみるみるしぼんでいった。

 


そこからようやく見つかったローションを垂らしてもらい手での刺激に移るも

普通手コキってちんちんがホールド状態の手で上下運動+たまに手のひらでこねくり回されたりするくらいのもんなのに

その時すっかり元気を無くしてしまった0勃起の僕のふにゃちんはびよんびよん動く。さながらマニュアル車のシフトレバーの様。絶対こいつギアチェンジ上手えだろ。

 


もう無理だな。己の限界を悟った僕は「今日大分飲んじゃったんでやっぱ無理っすわ。」と言いお得意のやってもいないのに始まるピロートーク(過去記事参照)に切り替える。

普通に世間話なんかして多少盛り上がった後はバーに戻り一通りの感想を話し宿にチェックイン。

一刻も早くちんちんログ、略してちんログの上書きをしたかった僕は耐えきれずカプセルホテル内でシコった。4000円で買う見ず知らずのビジュアル厳しめの女の子からのサービスより、0円であれ長年連れ添った自分の右手の方が気持ち良いことをその日初めて知った。

 


ピロートーク時、僕が横浜市に住んでるって言ったら「あの辺いいですよね〜、綺麗な街並み。この辺だと神戸にも似てません?」って話を広げようとしてくれてありがとう。そこからの会話はすごく弾みましたね。優しさが胸に染みました。

まあ僕神戸行ったことないんだけどさ。