片目と語る。すごいぞやまだくん鴨川旅館編Vol.9

つづき

 


薬味としてお皿に載せるわさびをちねる技術がみるみる向上してきた。多少大きさは違うが今ならよゐこ無人島0円生活で一緒に小麦粉をちねれる。


最近はジバンシイの高え皿で賄いを食うのがマイブームだ。普段服やアクセサリー含め高級品には全く興味がないけれどやっぱ高えもんは良いな。気分上がるもんな。


國村料理長の弟分はちょこちょこ顔を出しにきて話をしてくれる。初めて銃を握ったのは小三らしい。本当に日本育ち?潰れていた片目は予想通りヤクザと揉めた際にやってしまったものだった。当時の時代もあるだろうが僕とは生きる世界が違いすぎて話聞くのおもろ。


珍しく休みの被った相棒と宅飲みをした。酒買いに行こうぜつって一緒にコンビニ行ったのに相棒が買ったのはノンアルコールビール2本だった。後に運転が控えてる以外の理由でノンアル買うやつマジで初めて見たな。気合い入ってなさすぎだろボケが。ノンアルを飲むことは別にいいけど、それは酒じゃねぇからなハゲ、二度と一緒に酒飲もうとか言うなよカスが(言い過ぎ)。


相棒はダンスが趣味らしい。独学で数年前から始めたとは思えないぐらい普通に上手い。その流れで俺はダンス初めて良いことしかないから、とダンスに誘われるが僕は全く気が乗らない。僕の人生はダンスをやるような層に迫害されてきた人生ともいえるし、なんかダンスやってるやつってみんな自分のこと大好きそうだから(偏見)苦手なんだよな。誘いは適当に流しておいた。アイドルの振りコピぐらいが僕にはお似合いだ。

 

 

つづく